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ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2023/11/05
2通りの休息を組み合わせて、体調を整えよう

身体の疲れを感じた時には休息をとることが必要ですが、休息が大きく分けて2通りあることをご存じでしょうか。休息のとり方によって、身体が回復することもあれば、逆に疲労が増してしまうことがあります。今回は、体調管理におすすめの2通りの休息スタイルについて、詳しくご紹介します。

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休息には、「消極的休息」と「積極的休息」がある

 休息というと、とにかくゆっくり過ごすことが基本だと捉えがちですが、休息には「消極的休息(パッシブレスト)」と「積極的休息(アクティブレスト)」の2通りがあります。必要に応じて休息のスタイルを選ぶことが疲労回復を助けます。

「消極的休息」とは?
「消極的休息」とは、身体を休めて疲労回復を図ることを目的としています。一例としては、しっかりと睡眠をとることを基本に、昼寝、瞑想、アロマセラピー、読書、映画鑑賞、音楽鑑賞などが挙げられます。基本的に自宅内で身体をあまり動かさずに行えることなら、「消極的休息」となります。「消極的休息」を続けすぎると、副交感神経が優位になって心拍・血圧が低下し、疲労が蓄積されることがあります。
「積極的休息」とは?
「積極的休息」とは、身体を少し動かすことで血流がアップして疲労物質を排出し、回復を促すことを指します。身体を動かすことで疲労回復効果のある成長ホルモンが分泌され、睡眠の質が上がるといわれています。一例としては、軽いウォーキング・散歩、ショッピング、ストレッチ、マッサージ、入浴・温泉などが挙げられます。身体に負担のない範囲で動かすことが、積極的休息とされています。
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2通りの休息をバランスよくとる

 寝ても疲れが抜けない、身体が重い、痛みを感じるといった強めの疲労感がある場合は、「消極的休息」で身体を回復させることが第一です。逆に、なんとなくだるい、何をするのもめんどくさい、そんな時は「積極的休息」で外に出かけるのがおすすめ。少し身体を動かすことで血行もよくなり、翌日には疲労回復を実感できるのではないでしょうか。

 また、午前中は「消極的休息」を、午後からは少し散歩をして「積極的休息」に切り替える、そんな方法も有効です。今の疲労感がどれぐらいなのかご自身で探りながら、休息のスタイルを選んでいただけたらと思います。

 「消極的休息」で短歌や俳句を詠んでみる、日記を書いてみる、「積極的休息」で新しいダンスに挑戦する、カラオケに行くなど、ご自分の趣味と組み合わせてみると、より楽しめるはずです。ご自分に合った休息スタイルを見つけてはいかがでしょうか。

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